『ちょい投資』を読んで、投資を勉強してみました
先日、ネットの記事を読んでいて、投資について書かれていたので、不安になって読んでみました。
『ちょい投資』という軽いタイトルだけあって、初心者向けの投資の本だと思われます。
だって、超初心者の私でも、なんとか理解できたので!
この本は、前半・後半の2本立てになっています。
前半は、投資というよりお得ネタ情報という感じ。
お金をガンガン稼ぐというより、景品狙いとか、応援する気持ちで自分の心を豊かにするとか。
リスク・リターン・将来への安心度、が表記されているので、いわゆる株とかの投資以前の段階で、気になるものは試してみては……? というものです。
で、後半が、いわゆる投資について。
『ちょい投資』がテーマですので、あくまで素人がちょこっと試してみるという前提で、各々商品のメリット・デメリットが、数値とともに書かれています。
この数値が、すごくはっきりしていていい。
手数料がどれくらいとか、税金がどれくらいとか、素人が見落としがちなデメリットが全部書いてあるように思えます。
全体として、「投資は危険だよ~」という論調のようですが、素人はプロの言葉をうのみにしてのんきにハイリスクな商品を買いそうなので、脅しから入るくらいでちょうどいいのかも。
投資はギャンブルですからね。
そこを意識してやれ、ということですね。
この本を読んでいて思ったのは、銀行も証券会社も、向こうはビジネスでやっているということを思い知りましょうということです。
ビジネスだから、一番大切なのは自社の利益。
顧客はあくまでカモです。
我々は、普段、組織に守られているので、組織は常に個人を守るものという幻想を抱きがちです。
でも、顧客となれば、本来は対等なビジネス相手。
組織と対抗できるような駆け引きが求められるんですよね、本当は。
そこを勘違いしていると、痛い目を見るというわけです。
だって、投資なんてグローバルな業界、世界基準の意識なくしては、世界と対等に渡り合えないではないですか。
ということで、買うならインデックスファンドかなあと思っているところですが、まだ怖くて動けません(苦笑)
もうちょっと手堅いところで、信用金庫に預金しようかなというところですね(苦笑)