ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

お盆休みに入り、そろそろ子どもたちが疲れているのかもしれない

こんにちは、ほんのよこみちです。

世間では、お盆休みに入りましたね。

私の勤め先には、そんなものはなく、交代制で有休消化だったりするんですけど(;^_^A

 

それはさておき、うちの子(不登校中学生)のまわりのお子さんは、そろそろ疲れてきているようです。

夏休みの宿題とか。

一学期末の、担任からの登校刺激……という名の圧力とか。

そろそろ9月が気になり始め、苦しくなる時期ですね。

 

うちの子も、宿題はしていません。

在籍学校のも、適応指導教室のも。

わかっちゃいるけど、やる気が起きない。

やりたくない。

やる意味がわからない。

最後の一言は、口が滑っただけ……と言ってましたけど、まあ正直なところじゃないでしょうか。

 

ここで、将来のためとか、思考力を養うためとか、過去にはいろいろぐちぐち言ってきましたけどね、私も。

上の子(ハタチ)の時など、「休み前にやりませんって先生に告げていないのだから、宿題をやるのは先生との約束だから、やれ」などという暴論も吐いてました……。

 

でも今回は、問いました。

何故、やりたくないのか。

何故、面倒くさいと思うのか。

何故、やった方がいいとわかっていても、やりたくないのか。

何故、やる意味がないと思うのか。

 

そのやり取りをしながらも、本人はニンテンドー3DSで、うごメモをやっています。

ワールドうごメモギャラリーがなくなったから、作品作っても発表できないでしょ? と訊くと、Twitter に上げる、と反論。

宿題やるより、うごメモで絵を描いている方が楽しい、ということなんですね(^◇^;)

 

普通はここで「なに甘ったれてんの?」と叱りつけるでしょう?

でも「じゃあ仕方がないね」と、認めました。

 

嫌々やって、勉強がもっと嫌いになるより、興味が向いたときに興味のあることからやった方が、身になるだろうな、と思っているので。

これからは、死ぬまで学習し続けなければ、生きていくのが不便になる時代です。

新しい技術はどんどん出て来るし、それに対応し続けないと、あっという間に自分が古びてしまう。

学習が嫌いになるのは、なによりまずい。

 

それより、やりたいことをがんがんやって、チャンスに臆病にならない人間の方がいいかな、と。

やりたいことを我慢するのが当たり前になると、大人になって、やりたいことがわからなくなるし。

やりたいことから学習を連動させられると、勉強が、今ある問題の解決の糸口にもなるし。

 

 

だから、宿題を期限までに提出しないと評価が下がるとか、9月からは登校しなきゃいけないとか、もういいじゃん?  って思うんです。

 

 

こう言うと、「その言葉を信じて宿題と登校を辞めても、誰も責任を取ってくれない」という声が上がったりするんですけど。

そもそも、勉強しようがしまいが、誰かが自分の人生を保証してくれたりはしないでしょう?

以前「普通に学校行ってたら就職できると思ってた」とこぼしていたアルバイトくんがいましたが、流されるままに学生時代を過ごして、どうにかなる世の中ではなくなっているのかもしれません。

 

つまり、自分はどう生きたいのか。

何が好きなのか。

どうしているときが、楽しいのか。

 

そういうのに素直になってみる必要が、あるんじゃないかと思うんですけどね。

そういうのに素直になっている人たちが、何らかの結果を出しているんじゃないかと思うんですけどね。

 

素直になって、やりたいことをやって、結果、学校の勉強が必要ならすればいいし。

学校の勉強とは違う角度の学びが必要なら、そっちをやった方が得るものが多いし。

その結果、誰かの役に立つことが出来るなら、ビジネスにつなげることはできると思いますよ。

まあ、最終的には、自分がどうするか、なんですけどね。