国立東京博物館で開催中の縄文展に行ってきました!
こんにちは、ほんのよこみちです。
上野の国立東京博物館で開催されている、縄文展に行ってきました!
会期は9/2までです! お急ぎ下さい!
私は西日本出身者なので、縄文人の血は入ってなさそうなのですが、だから余計に興味がありました。
農耕ではなく、狩猟採集で生きていた、彼らの生き方。
文書に記されたものは無いので、正確なところはわからないとしても、出土品にそのヒントはあるわけですから、それを見てみたかったんです。
それで。
火焔型土器の躍動感と迫力に魅了されてしまいました(≧▽≦)
歴史の教科書でよく見る、派手な土器ですね!
草創期には、器に縄目をつけていただけのものが、渦巻き模様や線模様を加えるようになり、その後、中期に入るといきなりの火焔型ですよ!
なぜ、そんな土器をつくるに至ったのか、想像するだけでわくわくします。
今回、いくつもの火焔型土器が並んで展示されていたんですが、私の目には、どう見ても同じ作者による作品としか思えない!
だって、形とかバランスとかが、どれもだいたい同じようなものだったので……。
で、仮説という名の妄想です。
例えば、若くて才能のある誰かが、これまでの土器にないものを作ってみようとして、たまたま作ってみた。
すると、長老たちからは「使いづらい」「飾りが邪魔だ」「美しくない」などと酷評されてしまう。
失意の若者にシャーマン的な立場の人間(いたのか?)が、儀式用に使うことを提案する。
若者の火焔型は祭事土器となり、たまたま交易に来ていたよそのムラの人間の目にもつく。
変わった器だな~と記憶に残した交易商人が、別のムラで火焔型土器の話をする。
別のムラの者も、気になって、見よう見まねで火焔型を作るが、うまくいかず。
これはぜひ本物を手に入れるべし、と、若者のムラに交易商人が集まる。
火焔型土器が商品になることを知り、若者に増産の依頼が来る。
若者の仲間も、土器量産の手助けをする。
……
まあ、当時、交易商人がいたがどうかは定かではありませんが、モノは確実に動いていたようですので、それに準ずる存在はいたものと思われます。
シャーマン的な存在も、遊牧民にいるのですから、農耕民族だけのものではないですよね。
な~んて考えると、めちゃくちゃ面白いじゃないですか!
あくまで仮説ですけどね。
土器のほかに、土偶さんもいらっしゃいます。
あの、有名な目でかの宇宙人みたいな遮光器土偶!
愛らしいです(*^▽^*)
会場内では写真撮影は出来ないのですが、唯一許されたのが、会場ラストのところ。
こういうのが3体並んでお出迎えしてくれてます。
相変わらず、写真ヘタですみません(^_^;)
夏休み中の週末ということで、結構混雑してました。
でも、待たずに入場できましたし、会場内のところどころに休憩用ソファが用意されています。
小さい鹿角の骨細工などは、順番に並んでかぶりついて見ないとよく見えませんが、大きいモノは、最前列じゃなくても見えます。
休憩しながら観賞されてる方も、結構いらっしゃいました。
本当に面白かったので、興味のある方は早めにどうぞ!
ちなみにお土産コーナーで、つい縄文本をばかすか買ってしまいました(;´Д`)
もっと縄文時代について知りたくなったので~~~(;^_^A
そっちのレビューはまた今度!
おもしろかったです!