『「超」独学法』を読みながら、不登校から通信制高校に行きそうな子の「学習」を考えた。
この夏、3つの通信制高校(私立)と1つのチャレンジ校(公立)を、見学してきたことは、過去の記事にも書きました。
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どの学校も特徴があり、それぞれに長所と短所があります。
本人が何を第一に考えるのか、にもよりますが、完璧な学校はないので、足りない部分を補うにはどうすべきか、そこは親として考えてしまう部分でもあります。
例えば、普通科目の学習。
がっつり授業系を求めるのか、のんびり自習メインのレポート提出系を求めるのか。
通信制高校の通学コースという、全日制とは違う、自由な学びを追求できる場があるおかげで、親はいろいろ見極めないといかんのですよ。
がっつり授業をしてくれる高校ならば、親は何も考えなくてもいいんですけど。
しかし、通信制高校の授業にもついていけなくなったら、子どもの受けるダメージは大きいですし。
のんびり自習メインのレポート提出系だと、進級&卒業できないというプレッシャーからは解放されますが、はたして自力で勉強ができるのか? とか。
最低限、レポート(問題集プリント)さえできれば、なんとかなるかもしれないけれど、それで基礎教養は身につくのか? とか。
それで、積読タワーから掘り返して読んだのが、この本でした。
なんですけどね。
この本は、高等教育を卒業して社会人となった人向けの本なので、はっきり言って不登校の子向けの本ではありませんでした。
著者も、基礎教育は集団教育が合理的であるというようなスタンスのようです。
学生の独学としては、こちらの方がおススメ。
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じゃあ、野口氏の『「超」独学法』は役に立たなかったのか? というと、そうでもなくて。
結局、自分のペースでできる独学は、勉強の苦手な子にはうってつけなんです。
苦手だから独学なんて無理! と多くの子は思いがちですが、自分のわかるレベルからやっていけば、集団授業より全然面白いはずなんですよね~。
というのを、この本を読んで再認識しました。
また「英語は耳で聞いて学べ」など、英語学習については、参考になりました。
実は私も、YouTubeで子供向け英会話学習アニメを見てたりします(^^;)
今回、子どもにも、海外アニメを英語で見ることをすすめてみました。
「叫び声が入ってなかったりして違う~!」と、マニアな反応でしたけど(^_^;)
現代は死ぬまで学習時代ですので、独学に興味のある方は多いと思います。
AIが世界を変えるだろう、そんな世の中ですから、自分の存在価値を確認するためにも、独学されてる方も多いですよね。
でも『「超」独学法』を読んでいると、まだまだ勉強することでAIに負けない人間はできる、と、ちょっとほっとしたりもしました。
通信制高校とか全日制高校とかに関係なく、学校も、そして大学も、完璧ではないですよね。
すごいことをたくさん学べる! と思って入学してみたら、意外とそうでもなかったり(^▽^;)
まして、昨今の大学は、就活で研究の時間を取られ続けているみたいですしね。かわいそうに。
なので、やっぱ、独学だよねえ、と。
好きなことは、若いうちから、独学でじゃんじゃんやって、没頭しようよ!
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ということで、やっぱり少しでも興味のあることは、独学ですね。
私もひそかに縄文の本と取っ組み合っているのですが、これが超楽しい!
読み終えたら、記事にさせていただきます!