六本木高校に見学に行ってきました!
こんにちは、ほんのよこみちです。
ちょっと出遅れた感はありますが、子どもの進路を考える夏に突入しております。
不登校の子が目指す学校としては、公立のチャレンジ高校がありますね。
ということで、都立六本木高校に見学に行ってきました。
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まず、六本木高校は、立地のすごくいい学校です。
六本木駅からも麻布十番駅からも、徒歩10分以内というすごさ!
旧城南高校跡地ということで、口コミなどを読むと「校舎が古い」と書かれていますが、都心なのに普通に広い校舎だと思いました。
体育館やプールもありますし、天体望遠鏡もあるそうです。
私立の通信制高校が、塾みたいなビル仕様だったりもするので(雑居ビルの2フロア―ってところもあったよ~)、普通の学校です。
やっぱり公立にはかないませんよね~。税金投入しないと、こんな広い土地は都心で確保できませんって。
校内の自動販売機のドリンクも、安いです!
100円でおつりがくるのもあるとか、びっくり。え?公立ってそうなんですか?
チャレンジ校は3部制になっていて、午前中の1部、午後の2部、夜間の3部があります。
入試の時に、どの部を希望するか提出し、入学したら変更できません。
授業は大学みたいな選択制なので、希望すれば、部をまたがって受講することもできます。
自分の部の授業だけを取っていると、卒業に4年かかるようなので、3年で卒業したい人は、他の部の授業も取っているみたいです。
あと、資格をとったりいろんな活動をしたりすることで、単位に加えてもらえるようです。
授業も、いわゆる普通科目ばかりではなく、演劇などの実技体験科目がいろいろあるようです。
パンフレットを見る限り、芸能系に強そうです。
チャレンジ校の入試は、作文と面接です。あと、出願の際に、志願申告書を提出します。
作文でいいなら簡単そうに思えますが、うちの子には難しいかなぁと思ってしまいました。
実は、見学に行った際に、前年度の入試問題がもらえるのですが、字数制限もあるし、作文の練習を結構やりこんでいないと、不登校の子には大変そうです。
普段から書き慣れている子には簡単かもしれませんが、アニメとゲームとお絵かき三昧の子には、特訓が必要ですね(;^_^A
パンフレットにも明記されていますが、学校側が求める生徒像というのがはっきりしています。
なので、それに合致した生徒が合格するようですが、見学会で「自由をはき違えている人もいる」と先生も仰ってたんですが、そういう状態のようです。
ちなみに、見学時に対応してくださった先生は、この春に赴任してきたばかりの先生で、前任校はチャレンジ校ではなく、普通の高校だったそうです。
つまり、そういうことですね。
校則はガチガチではなく、私などからしてみると人権守られてるじゃん、な感じなのですが。
自主自律ができるかどうかですかね。
カリキュラムは非常に個性的ですし、出入口のすぐ前が職員室(しかも総ガラス張り!)など、困難を抱えた子に対する枠組みは考えられているようです。
ただ、生徒がどこまで頑張るかというところあたりに、教育目標があるように見受けられるので、その辺は普通の学校ですね。
うちが見学に行ったその日に、ひとりで転入希望者として見学に来ている学生さんがいました。
他は皆、保護者同伴なのに。
前の学校で、多分、辛い思いもしたんだろうなあと思わせる、一生懸命な感じのする学生さんで、真剣に質問したりする姿に、ぜひとも合格して欲しいなと思いました。
この方を受け止めて下さる学校でありますように。
願わずにはいられませんでした。
この後も、また別の学校を見学したいと思います。
なるべく公平な記事にしたいと思いますが、主観がだだもれでしたらごめんなさい。
不登校のお子さんを持つ方々の、参考になればなと思いつつ、書かせていただきます。
ご一読ありがとうございました。