ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

どうしても読まなきゃいけない、と思った『「小児性愛」という病』を読了する。

ほんのよこみちです。 前回『エレンディラ』を読んで、どうしてもこれを読み終わらなくては……と思い、頑張って読了しました。 『「小児性愛」という病 ―それは愛ではない』です。 「小児性愛」という病 ―それは愛ではない 作者:斉藤 章佳 発売日: 2019/11/20…

ガルシア=マルケスの『エレンディラ』を読んで考える、子どもと女性の人権。

ほんのよこみちです。 ガブリエル・ガルシア=マルケスの『エレンディラ』を、二度挫折しながら読み終えました。 エレンディラ (ちくま文庫) 作者:ガブリエル ガルシア=マルケス 発売日: 1988/12/01 メディア: 文庫 というのも。 子どもの虐待がハンパなくて…

十二国記『丕緒の鳥』を読んで考える、自分はどのように生きていくのか、ということ。

ほんのよこみちです。 十二国記『丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)』を読みました。 新潮文庫のナンバーでは5ですが、シリーズ全体の発表順は後の方なので、やっぱり読むとしたらこの順番かな、と。 丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新…

十二国記『黄昏の岸 暁の天』を読みながら考えた、人間関係という思う通りにゆかぬもの。(ネタバレあり)

ほんのよこみちです。 コロナ禍の折、人間関係のめんどくささがしんどかったので、『黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫)』を読みました^^; 黄昏の岸 暁の天 十二国記 8 (新潮文庫) 作者:小野 不由美 発売日: 2014/03/28 メディア: 文庫 現実逃避かなあと…

今、やっぱり心配な田舎の親。

今週のお題「会いたい人」 ほんのよこみちです。 今、やっぱり心配なのが、田舎の親だったりします。 普段、頻繁に帰省しているわけではないですし、むしろ全然帰省してなかったりするのですが。 母親はもう亡くなっていて、70代の父親がひとりでいるだけな…

『憲法の良識』を読んで気づく、国家とは憲法であるということ

ほんのよこみちです。 憲法記念日に、積読タワーから取り出して読んだんですけどね^^; 読んで、ノートに考えたことをメモして、ブログ記事にするのが時間かかるよって言っても、限度があるだろう(~_~;) 毎日更新してる方って、ホントすごいなあと思います。 …

双子のライオン堂さんの『めんどくさい本屋』の使い方を、不登校・ひきこもりの母として考えてみた。

ほんのよこみちです。 赤坂の選書専門の本屋さん・双子のライオン堂さんの店主・竹田さんの本『めんどくさい本屋―100年先まで続ける道 (ミライのパスポ)』を読みました。 めんどくさい本屋―100年先まで続ける道 (ミライのパスポ) 作者:信弥, 竹田 発売日: 20…

十二国記『華胥の幽夢』を読んで考える、政権に物申すとはどういうことか。(ネタバレあり)

ほんのよこみちです。 十二国記を細々と読んでますシリーズ、『華胥の幽夢』です。 華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫) 作者:小野 不由美 発売日: 2013/12/24 メディア: 文庫 それにしても、この『華胥』の胥っていう字、なかなか出て来なくて…

十二国記『図南の翼』を読んで考えた、最高権力者としての自覚と行動について。(ネタバレアリ)

ほんのよこみちです。 ゆるゆると十二国記も読んでいます。 新潮文庫では『風の万里 黎明の空』の次は、『丕緒の鳥』になっているんですけど、 古参ファンの感覚では『図南の翼』が次なんだよね~。 なので、個人的な偏見で、次は『図南の翼』です! 図南の…