ヒューマンキャンパス高校・秋葉原学習センターに、体験授業を受けに行きました!
ヒューマンキャンパス高校・秋葉原学習センターに、体験授業を受けに行って来ました。
マンガ・イラストコースの、中学生向けの体験授業ですね。
(転入生を狙った高校生向けの体験授業の日もあります)
で、今日行って感じたことは、以下のとおりです。
① 秋葉原の駅から近い。
昭和通り口を出て、横断歩道を渡り、総武線沿いの細い路地を真っ直ぐ行った先にある、三共ビルを右折したところ、です。
だいたい、昭和通り口を出てから5分くらい。
ただ、女の子が夜歩くには、どうだろう……。
山手線を降りてから、昭和通り口がそもそも遠いので、実際には15分くらいかかってますしね💧
② 建物がきれい。
専門学校のヒューマンアカデミーと建物共用のようですが、きれいなビルです。
私立通信制高校って、教室スペース確保は本当に大変みたいなので、きれいなビルはやっぱり気持ちいいですね。
③ PCの台数が多い。
専門学校と共用なので、当然と言えば当然なのですが、体験授業をさせていただいた教室だけでも、20台くらいあるように見えました。
デジタルで絵を描く経験は、積めるのかもしれません。
④ 教えて下さるのは、実際にペンタブを使ってお仕事をされている漫画家の先生。
確かに教育専門者ではないようなので、わたわた感はあるようなのですが、だから逆に感じの良い先生でした。
先生ご自身、ペンタブは独学で習得され、「わからない!」を体験されているので、わからない子のフォローは気にしてらっしゃるみたいです。
⑤ 体験スタンプカードがある。
こういうのは初めて見ました。
要するに、何度も来校した子が受験で有利になるという訳ですね。
何度も体験に参加することで見込み客(生徒)を確保する。
すごい戦略です。
入学しなかったら、500円の図書カードプレゼントとか言われてましたが、それ目当てに引きずり込まれる子、多いだろうなぁ。
うちの子もスタンプ貯める気満々だったのに、カードはもらわずに帰った模様(^_^;)
え? なんで?
⑥ 体験授業と学校説明会は別日程。
これまでいろんな私立通信制高校を見に行って来ましたが、だいたいどこも体験授業中は、保護者向けの説明会だったりしたんですね。
なんですけど、ここはずっと親も授業見学ができます。
まあ、こういう体験授業って、一番いいところを見せるものなんですけどね。
説明会は別日にすることで、学校に来させる日数を増やし、親近感を抱かせることを狙っているんでしょう。スタンプも貯まるし。
また来校しなければ……という二度手間を、生徒&保護者が厭わないという絶対の自信があるわけですね。
⑦ 体験授業後に、アンケートと次回の案内チラシを配る。
配っている先生の様子が、もはや自分とこの生徒に対するようなフレンドリーさで、次回の体験も来ることを信じて疑わない感じが、すごいと思いました。
どの学校も「よかったらまた来てね」なのに。
なんか、来ないといけないように錯覚させる手法が、すごい。
ヒューマンキャンパス高校は、確かに通信制高校としては後発ですので、生徒の確保は最重要課題だと思います。
サブカル系の専門学校の提携高校という利点はありますが、同様の専門性を謳う高校って、都内にたくさんありますし、秋葉原に限っても複数あります。
それにしても。
この戦略は、意識して乗る、というのでなければ、うまく乗せられ続けてしまう怖さを感じました。
これが普通、みたいに勘違いしてしまうと、ちょっとやばいかもしれない。
だから逆に、この手法を学ぶ! というつもりで入っていくと、サブカル+ビジネスも学べるという、おいしい学習ができるわけですね。
そうそう。普通科科目は基本的に自習のようですので、自分で学ぶという意欲が必要な学校です。
嫌々ながらやる、としても、自分でプリントの問題を解いていかないと、単位は取れない模様。
ですけど、仮に学校に行けない日があっても、授業が進んでしまってわからなくなるということがないので、登校に不安のある子たちには良いのかもしれません。
いろいろ書いてしまいましたが、最後に。
体験授業で、魅力的なキャラクターとは何か、というお話をされていたんですが、それが一番感銘を受けました。
キャラクターを好きになる。
好きを原動力にする。
プロならではのお言葉ですね。
学校のビジネス意識も含めて、何かをつくりだすという感覚は、得られる学校なんだろうなと感じました。
最終的には、本人のやる気次第なんですけどね。