さくら国際高校東京校の秋桜祭に行って、活き活きと生きることについて考える。
さくら国際高校東京校の秋桜祭(文化祭)に行って来ました。
郵便でご案内のチラシをいただいたので、ああそういう時期かぁと、申し込んだ次第。
情報を届けるって、大事ですね。
サイトを見ればわかるよね……というスタンスで来られてたら、絶対忘れていたと思います……(^_^;)
この高校については、以前も記事にさせていただきました。
通信制高校としては、設備もカリキュラムも充実しているので、授業料が結構お高い。
ゆえに、比較的裕福なご家庭のお子さんが多いように感じます。
不登校って、貧困層の問題じゃなく、どの子にも起こりうることなんだということを、再認識させてくれます。
それで、秋桜祭です。
前回の夏祭りのときも生徒さんはいらっしゃいましたが、ダンス部の方や一部の役員をされている生徒さんだけのようでした。
しかし、今回は文化祭ですよ。
校外から来ている見学者もいるものの、やっぱり生徒さんたちのお祭りですよね。
楽しそうな生徒さんたちのご様子を見れて、すごく良かったです。
ホントに、中学時代は不登校だったの? と不思議なくらい活き活きしてらして。
そりゃ、中にはお疲れモードの生徒さんもいらっしゃいましたけどね。
そういうのも含めて、高校生だなぁと。
生徒さんたちが作って下さった醤油ラーメンやホタテ焼きをいただきながら、考えてました。
どうしてあんなふうに活き活きと活動されているのだろう、と。
うちの子たちのぐったり加減と比較しても、さくら国際高校の生徒さんたちは何が違うのだろうか、と。
ああ。
居場所と仕事か。
学校に自分の居場所がある。
今、すべき仕事があって、誰かの役に立っているという充実感が得られている。
そして、仲間と共同で何かをつくりあげる、わくわく感。
そう気がついたときに、『利他のすすめ』という本のことを思い出しました。
ちょっと前の本ですけど、チョーク工場の社長さんが、知的障がい者の方を採用したことから気づかされた働く喜びについて 、述べられている本です。
多くの健常者は、仕事に対してネガティブな感情を、腹のどこかに住まわせていることと推測します。
しかし、知的障がい者の方は、働いて誰かの役に立つことに喜びを感じ、実に楽しそうに働いてらっしゃるとのこと。
幸せというのは、自分がトクをすることばかりではなく、働いて人様の役に立つという欲求をも満たせなければ、得られないのではないか、と。
学生の本文は勉強で、文化祭などのイベントはおまけかもしれません。
でも、実は、イベントでしか得られない、勉強よりも大切なものがあるんだろうなと、今日見学していて感じました。
正直、私は勉強は独学派です。
学校で習った内容なんて、その後も更新し続けなければ、すぐに陳腐なものになってしまうので、独学の習慣は本当に必要だと思います。
教室で先生に教えてもらうのが勉強だと思っていたら、大人になっても高額なセミナーに投資し続けることになってしまいますよね(^▽^;)
勉強は自力でもなんとかなりますが、イベントは自分の力だけではどうにもならないよなぁ……💦
正直、うちの子がこの学校の秋桜祭にスタッフで参加している図は、今は想像できません。
学校という箱に対応できるか否かの問題もありますし。
ここは1学年100人近くの入学定員を設けているみたいですので、それなりの数の生徒さんがいる人気校だと思います。
だからこそ、文化祭も盛大にできる。
もっと小さなこじんまりとした学校だと、どうかな?と思う部分もあります。
それでも、イベントの重要性を目の当たりにできたのは、本日最大の収穫でした。
この学校に合格できたとしても、できなかったとしても、イベントへの参加は子どもたちに促していきたい。
今日は、本当に楽しい一日でした。
はき慣れないパンプスはいて(いつも仕事中はスニーカー)、足は痛くなりましたが(;^_^A
ありがとうございました。m(_ _)m