ちょっとどころではない贅沢
お題スロットをやってみようと思ったところ、「ちょっとした贅沢」が出たので、ちょっとどころではない贅沢のお話。
先日、ツイッターで見かけて欲しかった本を、ついに買ってしまいました。↙
そう、本です。
本でしょ? と思われたあなた!
9000円(税別)× 2! ですよ!
すっげー贅沢です。
しかも、何が贅沢って、「この本を読みこなせる保証はどこにもない」という贅沢さ!
というか、もはや無謀……。
四半世紀前、大学でモンゴル史をやってました。
でも、院への進学は実母に拒否られたため、その後は一般書などを買って読んだりして、興味をくすぶらせておりました。
25年間、論文等も全然読んできていません。
……どないすんじゃ……。
そんな状態なのに、なぜ欲しくなったのか。
大学時代、挑戦するのを諦めた、ラシード・ウッディーンの『集史』(ペルシア語文献)に関する記述があるではないですか!
私は、チンギス・ハーンの孫世代の、フレグがイチ押しなんです!
怖い人が多い一族の中で、一番陽気な三男坊(だと思っている)フレグ!
彼がペルシアにつくった国、フレグ・ウルスの、ひ孫の代にあたるハーンが改革者ガザンで、そのガザンに仕えたのがラシード・ウッディーンです。
これはもう、無理だろうが意味がなかろうが挑戦するしかない!
日本で書籍化されるモンゴルのハーンといえば、チンギスとクビライですよね。
この二人がどんでもない存在だというのは、私も賛成です。
でも、怖いのよ、この人たちは。
有能過ぎて怖い。
その点、クビライのすぐ下の弟であるわれらがフレグくんは、ちょっと抜けてます。
大兄ちゃんのモンケさんが亡くなったあと、小兄ちゃんのクビライさんと弟のアリクブケくんが戦争始めちゃったもんだから、帰る場所なくなっちゃうし。
戦争避けようと思ってクビライ兄ちゃんに使者を送ったら、虎の子の有能な部下をヘッドハンティングされちゃうし。
行き当たりばったりで国つくっちゃう感じが、危なっかしくて、放置できない(笑)
もう買っちまったので、助走をつけながら、ゆるゆるとでも歴史頭つくっていきます!
以上、「ちょっとどころではない贅沢!」でした。あ、あれ?