星に願いを込めるなら、被災された方たちが早く安心した生活を送れるようになりますように
今週のお題「星に願いを」
今週のお題にかけて、七夕の日に被災した友人が気がかりでなりません。
高校時代の友人宅が、この景色の中のどこかにあります。無事、救助されたようですが、東京にいて何もできない自分が悔しい。 https://t.co/XXOkCerrU5
— ほんのよこみち (@honno_yokomichi) July 7, 2018
私の友人は、家族全員無事に救助されたようなので、確かに「ああよかった」なんですけど。
亡くなられた方には、本当にご冥福をお祈りするしかないんですけど。
でもね、と思うんですよ。
救助されて良かったけれど、これからの人生はここから始まるんだよね、と。
家財道具がことごとく駄目になった、それはもう仕方がないのかもしれません。
これだけ水没したら、車も駄目になっているでしょう。
地方は車社会です。友人も、職場へはマイカー通勤です。
それは、ラクをしたいとかじゃなくて、公共交通機関というインフラが、利用しづらいほど貧弱だからなんですよね。
私も5年前に帰省してバスを利用しようとしたら、2時間半に1本くらいしかバス便がなくて、絶句しました。(30年前は30分に1本はあったのに……)
車がなければ、職場へは行かれません。
でも、責任感があり、課長だか部長だかに昇進しているはずの彼女なので(それくらい昇進研修受けてる。研修で上京したとき会ってるから)、多分、今、苦しんでいるでしょう。
また、多趣味な人だったから、思い出の品も多く水没してしまったかもしれません。
生命が助かっただけまし、という意見ももちろんあるでしょう。
ただ。
すべてを失ってしまう喪失感。
それによる無力感は、いかほどかと。
私の持ちものが僅かな手荷物だけとなったのは、離婚のため家を出たときでした。
自分で決めたことですから、もちろん覚悟の上のことですけど、今日帰れる家がないというのは恐怖でしかありませんでした。
それから部屋を借り、少しずつ必要な家財道具をそろえ、逆に増え過ぎた感が今ではあるのですが、当初は心細くて仕方がありませんでした。
被災された方々が、少しでも早く安心した生活を送れるようになりますように。
この大雨で、物流インフラも当然止まってしまっているので、物資を個人的に送ることもできません。
募金することしかできないのか、と思うと、個人の力の無力さを感じずにはいられません。
友人が、今、この時間も、不安を抱えて困っているのに。
でも、Twitterとかを見ていると、いろいろな方がご自身でできることで動かれていて、ああ、日本もまだまだ捨てたもんじゃない! と思いました。
てか、多分、若い世代の人たちの方が、今のインフラを使いこなせるし。
うだうだ嘆いている場合ではありませんね。