ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

今の本屋さん業界がどうなっているのか、もはやわからない。だけど、尊重したい。

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今週のお題「外のことがわからない」

 

 ほんのよこみちです。

今週のお題:外のことがわからない ということで、個人的に私が言いたいのはこちら⤵

本屋さんたち、どこまで疾走されてますか!?

 

私はテレワークとかではなく、毎日出勤しているんですが、自転車通勤で、自宅と職場との間に、行きつけの本屋さんってないんですね。

それで、かれこれ、もう2カ月以上、本屋さんに行っていない!

電車に乗って移動するのって、やっぱり怖くて。

なので、家にある本を読んだり、ネット通販で買ったりしています。

 

家にある本って、要するに積読本なので、それを読む時間が増えたことは、単純に嬉しい。

落ち着いて読めるので、理解や思考が深まる気もします。気のせいかもしれませんが。

それに、積読タワーが低くなっていくことは、やり残した宿題が片付いていくようで、達成感があります。

 

ただね。

本屋さんたち、今、どうしてらっしゃるんだろう……というのが気になるんですよ。

 

もちろん、気になる本屋さんのTwitterは、フォローさせていただいています。

フォローしてはいるんですが、自分が読書している間は、Twitterって見ないじゃないですか?

だから、ふと気づいたときには、好きな本屋さんたちが、いろんなオンラインイベントやってたりして、ちょっと出遅れた感がハンパない……💧

 

難しいですよね。

本屋さんたちが、生き残りをかけていろいろ挑戦されるのは、当たり前のことです。

私は読書が好きだから本屋さんも好きで、読書をしながら他のことはなかなかできない。

 

あれもこれもというのが欲張りなのはわかるし、自分の残りの人生を考えたら、読みたいと思った本は読んでおかないと!

もっともっと年とったら、新しい本を読む気力がなくなるかもしれませんからね。

読書好きの祖父が、晩年は本を買わず、好きな本を繰り返し読んでましたから。

 

頑張っている本屋さんは、できれば応援させていただきたいし。

できれば金銭的にも貢献したい。できる範囲で。

いい本にも出会いたいし。

かなうことなら、実際に手に取って見て見たいし、リアルに棚を眺めたい。

 

VRの仮想空間希望……ということになりますかね?

いや、でも、そこに行きたい本屋さん全部は入らんやろ……。

 

本屋さんという業界一つをとっても、こんな感じなのですから、外に出ないってホント、精神的隠遁生活のような気がします。

孤独ですよねえ。

でも反面、その孤独がラクだったりもするんですよ。

だって、自分の価値基準が自分自身になるじゃないですか。

 

外がわからなくて不安なのは、基準を外に求めたとき。

人間は、自分基準だけでは生きていけませんからね。

それでも、コロナ前のように、外基準の波間で溺れそうになることもない。

孤独でいる間は、どこまでも自分基準でいいわけですから。

 

でも、いずれまた、きっと外基準が標準の社会がやってくる、そう思うから、不安になるんですよね。

自分ひとり明後日の方向に走っていたら、どうしようって。

スタンダードがわからなくなっている、浦島太郎の恐怖。

 

だから、自分とは違う価値基準スタンダードの人に出会ったら、互いに教え合うとか、尊重し合うとか、そういった意識を持つことが、不安を和らげてくれるのかなと思います。

 

あの人、これもできないの? じゃなくて。

自分と違う価値基準を、否定しない。

自分とは違う時間軸を過ごしてきた人を、尊重する。

だって、自分とは違う発見を、してきているわけだから。

 

そんな覚悟を決めて、ひとり時間を楽しみたいと思います。

ありがとうございました。m(_ _)m

 

 

画像:リズム727さんによる写真ACからの写真