ほんのよこみち的、下田珍道中記② 下田の龍馬木像を探して~
ほんのよこみちです。
下田2日目の朝がやってきました。
これは、ホテルの窓から見た夜明け前の写真。
伊豆急下田駅前のビジネスホテルに泊まりましたが、感じのいいホテルでしたよ。
そして、前回の記事はこちら⤵
www.honno-yokomichi.com
2日目の予定としては、下田海中水族館に行く、ということになっていました。
でもその前に、ぜひとも下田の龍馬木像さんにお目にかかりたい!
で、前日に駅の観光案内所でもらった地図を片手に、水族館まで歩きながら、龍馬像を探すことにしました。
龍馬木像は、宝福寺というお寺の入り口にあるということで、距離としては、伊豆急下田駅から徒歩5分くらいでしょうか。
東急ストアのところの信号を渡り、マイマイ通りを南西方向に向かって歩くと、道沿い右手に龍馬の似顔絵イラストのでっかいのが見えてきます。
写真を撮るのをうっかり忘れたのですが、歴史好きではないうちの子ですら気がつくほどの、主張の強いイラストでした(^_^;)
そして、右を向くと、龍馬さんが!
なんだろうなあ。
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ。
この粗削りな感じが、観光名所をつくるぞ! という意気込みを感じさせます。
唐人お吉記念館がこの奥にありますが、次の予定のためにスルー(;^_^A
この宝福寺になんで龍馬さんがいるかって、山内容堂さんと勝海舟さんが会って、ここで龍馬さんの脱藩を許す話し合いをしたから、なんですね。
そのときの記念館もあるそうで、謁見の間とかが再現されているようですが、華麗にスルー(^_^;)
境内には、こんな石碑もあります。
……って、ちょっと、この左のかわいいの何?
これも龍馬さんですよね?
キャラクターっぽくて、一番かわいいかも(当たり前だ)。
下田市って、どんだけ龍馬さんを推すんですかね。
てか、これだけ龍馬像があって、勝海舟像が一つもないのは、人気の差というヤツですか。
うんうん、私も、勝海舟像だったら、来ようと思わなかったもんなあ……。
後ろ髪をひかれつつも、宝福寺を後にします。
目指すは、海中水族館……への道中に通るであろう、ペリーロード!
商店街と、住宅も立ち並ぶ通りを延々と歩くんですが、下田のまちは碁盤の目状になっているので大丈夫!
通りにも名前がついていて、表示がでているので、方向オンチな私でも迷いませんでした。
そして見えてきた、風情のある景色。
う……あんまり、美しい写真ではないかも……。
ちょうど電気工事かなにかをしてらした方がいたので、その方が映らないような角度で写真を撮ったら、侘び寂び全開な感じになってしまったわ……。
昔の花街ということで、小江戸的な情緒ある通りになったいます。
ペリーさんも龍馬さんも、もちろん来たんでしょうけど、それで通りの名前がペリーロードでいいんですか? 下田市民の皆さん。
……でも、それだけ、ペリーが来たということが、インパクト強かったんですよね。
そうでしょうよ、東京湾には外国船を越させたくなかった、その幕府が代替地として選んだのが、下田ですもんね。
江戸からは遠い、でも遠すぎもしない街。
当時の下田の人からしてみると、さぞかし驚いたし怖かったことでしょう。
そんな、江戸に押し付けられた負の一面を、有効活用するのは当然の権利ですよね。
幕末の人々に思いを馳せながら、海中水族館に向けて歩き始めます。
水族館の看板も見えるのに、なぜか行く手は山……。
結論を言います。
下田海中水族館にお越しの際は、マイカーもしくは伊豆急下田駅からバス、もしくはタクシーを利用されることをおすすめします。
歩いていくことを想定したルートになっていません。
入り口まであと500m、という看板が見えた先に待っているのは、道幅の狭い、歩道もないトンネルでした!
車の一切通らない朝の時間帯でしたので、まあなんとか無地に通り抜けましたが、バス一台がやっと通れるようなトンネルですから。
歩くのは危険です。
初日に歩いた、国道135号線もそうですが、道が歩行者を想定していないんですよね。
地方都市あるあるというか。
東京に住んでいると、みんな意外と歩くのに慣れているので、駅から徒歩20分ぐらいだったら、がんがん歩きます。
でも、地方は車社会だから、みんな足としての車をつかっちゃう。
まちづくりは、もちろん住民のためになされるものですから、住民のみなさんが車を利用されるなら、車が通りやすいまちとなるもの、致し方のないところ。
観光客がどうこう言えるもんじゃありません。
でも、下田の校外は歩くの危険です。
必要なコストとして、公共交通機関もしくはタクシーを利用しましょう。
バスが30分に1本でも。
待つのが嫌ならタクシー呼んで、地域にお金を落とすんじゃ~!
ということで、海中水族館については、次回の記事とさせていただきます。
ありがとうございましたm(_ _)m