さくら国際高校・東京校に見学に行ってきました!
こんにちは、ほんのよこみちです。
先日、さくら国際高校・東京校に見学に行ってきました!
夏祭り……ということでしたので、見学者はほとんどお客さん状態で、至れり尽くせりのおもてなしを受けてしまいました(^_^;)
射的とかコイン落としとかをやらせていただいて、得点Getした分だけ駄菓子をいただいたり、焼きそばもしくはカレーのランチをタダでいただいたり(;^_^A
おいしくいただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
この学校も、私立の通信制高校です。
ですが、私が見てきた中では、施設が整っている方だと思います。
どうしてもビル(校舎)だけの学校という限界はあるのですが、トイレの数もそれなりにあるし、教室の数もあるし。
なにそれ? と驚かないでくださいね。
私立の通信制高校って、塾みたいなつくりものが多いんですよ。
校庭があるところもあると聞いたことはありますが、私が見学に行った学校では見たことがありません。
特に都内では、土地が高いので厳しいですよね。
校庭どころか、うちの上の子が入学した高校は、雑居ビルの2階と8階が校舎という衝撃的なところでした。
で。
この高校は、通信制というかたちを取っていますが、全日制高校に近い学校だと思います。
週5日通学のタイプのみ、とか、制服の着用絶対、茶髪禁止、とか。
茶髪の子がいるだけで登校できない子もいるから……という配慮からの茶髪禁止らしいですが、そういうおとなしい子向けの学校だと思われます。
授業は習熟度別。
先生は、なんと教育コーチングの資格を取っておられるようです!
説明会の時に、コーチング説明の寸劇までありました(^_^;)
選択コースも各種あります。
進学コース、声優・タレントコース、漫画イラストコース、ペット・アニマルコース、など。
うちの子は漫画イラストコースの体験をさせていただきましたが、ペンタブを使わせていただきました!
PCが13台(~15台?)くらいあったので、それが漫画イラストコースの定員なんだと思われます。
デッサン用の石膏像などもあり、美術としての基礎知識の指導も、してもらえるようです。
この日は、ダンス部のミニライブもありまして、格好いいダンスを見せていただきました♬
部長さんのMCもすごく楽しくて、とても、2年半前に暗~く入学してきたお子さんとは思えない、タレント性!
この部長さんの将来が楽しみで、ぜひ応援し続けたいなと思いました。
いろいろと見学していて面白かったものがひとつ。
階段に生徒さんたちの短歌が貼ってあったんですね。
特に、本音を語っているようなネガティブなもの、思わずくすっと笑ってしまうようなセンスあるもの、がいろいろあり、面白かったです。
と同様に、そういうマイナスなものを訂正させずに貼ってある……という学校の姿勢が垣間見れるようで、「自分らしさを大事にする」教育方針が出ているのかなあと思いました。
うちの子が通った小学校なんて、マイナス思考の作文とか、書き直し命令が出てましたもんね。
作文書き直しって、子どもの人格を抹殺する行為なので、そういうのをやらない(と思われる)のは、まともな感覚のある学校なんだと思いました。
もちろん、そういう教育方針であっても、シナリオどおりにうまくいくはずはない、というのが現実でしょう。
学校が嫌だ、つまらない、という短歌も多く、学校生活を楽しんでいる子、苦しんでいる子、それぞれいる普通の学校のように感じられます。
ネットで口コミを見ても、ああ、ここでも合わない子はいるんだなあ、というのが読み取れます。
万人に合う学校というのは、ないのでしょうね。
生徒さんや保護者の方の体験談も聞かせていただけるのですが、その時に感じた事がひとつ。
頑張って私立中学を受験、合格、入学したものの、合わなくて不登校になって……というお子さんが、意外に多いんだなあということです。
小学校時代に、遊ぶのも我慢して、頑張って頑張って、その結果が「合わなかった」では、お子さんも保護者の方も、さぞかし苦しまれたんだろうなというのが想像できます。
さくら国際高校は、そういうお子さんたちのための、リベンジ高校的な位置づけなのかなあと思いました。
この学校だと、機材もそろっているし、たくさんのプロの方から指導を受けられるし、著名な声優さんたちも講演に見えたりするようだし、いい刺激はいっぱい受けられそうなんですが……。
保護者としての私はがさつすぎて、他のお母さんたちと合わないかなあと、そこは心配になりました。
私、ぜんぜん上品じゃないし、お金持ちの奥様じゃないしね(-_-;)
まあ、決めるのは子どもだ……。
というように、さくら国際高校は良い環境にあるので、学費も高いです。
私がこれまで見てきた私立の通信制高校の中で、一番高い。
なので、多少お金がかかっても、より全日制高校に近い環境で、全日制高校より子どもに優しい学校で学ばせたい、という親御さんのお気持ちがあれば、お子さんもそういう環境を望むのであれば、向いているのかもしれません。
まあ、もっと全日制高校に近いかたちの学校は、他にあるかもしれませんけど、うちはそこに重きを置いていないので。
非正規労働者のシングルマザーには、ここの学費が痛い金額であることは確かです(^_^;)
帰るときに、この学校の学園長先生の本を一冊、プレゼントしていただきました。
私がいただいたのは、この本⤵
読むと、すごくいい人なんだなあというのがわかります。
昭和の学園ドラマにいたような、あこがれの先生という感じ。
こういう先生が、もっともっとたくさんいたら、大人たちにこういう目線があれば、子どもたちは生きづらさから解放されるのになあ、と思わずにはいられません。
とても得るものの多い、学校見学でした。
この記事がお役に立ちましたなら、幸いです。