不登校であろうがなかろうが、受験生も保護者も、学校見学に行くなら、メモ帳を持ってメモしまくりましょう!
ほんのよこみちです。
7月に入ってから、学校見学に行きまくっています!
うちは下の子が絶賛不登校中なのですが、今年、中3の受験生なのですよ。
上の子も不登校だったので、慣れてるっちゃ慣れてるんですが、高校さんも年々進化しているので、あちこちの学校さんに顔を出しています。
いろんな高校さんを見ることで、判断材料は増えますからね。
同じように、この夏休みを利用して、学校見学に行かれる方も、多いんじゃないでしょうか?
不登校のお子さんにとっては、逃避したい現実かもしれませんが、だからこそ、行動することをお勧めします。
公立のチャレンジ校などは、何回見学に行ったか、が合否判定の材料になったりしますし。
私立の通信制高校だって、年内に受験が始まってしまいますし。
公立の併願で考えるとしても、2月3月に焦って決めるより、余裕を持って見ておく方が安心安全。
仮に公立校に落ちた場合でも、絶対自分が入れる学校があるって知ることは、精神衛生上良くないですかね?
その際、ぜひ実行をお勧めしたいのが、見学先でメモを取りまくることです。
行きたいと思う学校に行って話を聞いても、学校紹介資料の隅にメモをするとか、それぐらいはされる方、多いと思います。
先生のお話の中で、数量的なのが出てきたときとか。
在校生の生徒数とか、だいたいの行事とか。
でも、そういうメモって、案外書いただけで終わってしまうんですよね。
なので、小さくてもいいので、メモ帳を持参して、とにかく見たこと、聞いたこと、気になったことをメモする、というのをお勧めします。
私も、学校の設備についてとか、他の保護者の方、受験生の方の様子とか、体験授業をして下さる先生のお名前とか、その先生が略歴をおっしゃったら、それもメモしています。
また、体験授業のやり方とか、様子とか、室内の温度設定とか、時間割やなんかが貼ってあれば、それらも見てメモします。
案外、保護者の方でも、体験授業中に自分の読書をされてる方とかいらして、もったいないよう~。
読書をしたい気持ちはわかりますが、情報を集めて、見学先学校の教育状況を自己分析してみる方が、面白くないですかね?
特に公立チャレンジ校などでは、面接試験で、校内にどんな掲示がしてあったとか、部活動や文化祭などのポスターについてとか、そういうことも触れる必要があるようですよ。
なので、目についたものをいろいろメモすることが、そのまま受験対策になります。
人間って、結構よく忘れますからね。
ところで、受験生さんたちはもちろん、若い保護者の方にも、スマホにメモする方がラクという方、結構いらっしゃると思います。
見なくても、全然打てるし~、って。
私なんか、ホント時間かかるし、打ち間違いも多いし、羨ましいっ!
なんですが、学校ではアナログなメモ帳のご利用を、ぜひぜひお勧めしたいと思います。
それは、スマホにメモする行為を、説明中にスマホで遊んでいる、と勘違いされないため。
「授業中のスマホ禁止」なんて張り紙してある教室で、スマホにメモする気まずさよ……(^_^;)
教職員って、まだまだ頭の古い方も多いので、アナログ信仰的なのがあるんですよね。
なので、小ぶりなノートなどを持ち歩かれた方が、無難です。
メモを取ることで、学校の傾向やなんかも、後から冷静に見ることができます。
どの学校にも素晴らしい点があるので、行くと「この学校、最高かも!」って思っちゃうんですよね(;^_^A
でも、子どものやりたいことができるか、勉強についていけるか、友だちはできそうか、学費は払える範囲なのか、学校の目指す教育着地点はどこなのか、それは我が子に合っているのか、そういうことを考えながら、本人と話すことになります。
実は、中学校の先生は、不登校の子用の進路資料をあまり持っていなかったりするので、あてになりません。
全日制高校に比べて歴史が浅いですし、受験する生徒も少数派ですからね。
でも、自力で調べることって、絶対本人にとってもいい経験になると思います。
直視しなくったって、自分が通う学校だもん。
厳しい言い方ですが、逃避したかったら、定員割れの公立底辺校を受験すればいいんですよ。
少子化ですからね、どこの地域でも、受験すれば絶対入れる底辺校って、あるはず。
でも、学校って、ただ卒業証書をもらえればそれでいいんですか?
楽しいことや面白いことを発見できたり、価値観の違う友だちと話したり、人生にプラスになることを得られる場所だと思うんですよ。
どこの学校だって、同調圧力がきつくて息苦しいに決まってる?
だから、学校側の社畜養成レベルを、事前に見に行くんですよ。
どういう方面で枠にはめようとしているのか。
無思考な羊をつくろうとしているのか。
職業訓練所に終始していないか?
社会の変化を、学校側はどこまで理解できているのか。
学校からの締め付けがきつければきついほど、生徒は疲弊しますからね。
当然、いじめも起きる。
大人が忖度しまくっている世の中で、いじめが起こらないわけがない。
生徒ひとりひとりを、お題目的にではなく、どれだけ実際に尊重しているのか。
これは、どこかの資料に書いてあるわけじゃなくて、実際に行って、見て、話を聞いて、その話し方とか、雰囲気とか、言葉の使い方とか、そういうのから推測していくしかないんですが。
一見、人のよさそうな先生が、実は不登校経験を全否定しているな、とか。
この学校では、実は絵を描く行為が、実は莫迦にされているな、とか。(イラストコースとかある学校でも!)
生徒が完全にお客さんと化しているから、経済カーストはきつそうだな、とか。
きりがないので、どこで折り合いをつけるか、なんですけどね。
なので。
学校見学に行って、情報は自力で集めましょう。
見た、聞いた、感じたことは、全部メモしましょう。
この夏が、有意義な夏となりますように。
ありがとうございました。m(_ _)m