ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

乳房の再検査に行って知る、健保組合の思惑とMR Iの肩への負担?

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ほんのよこみちです。

乳房検査で引っかかって、要精密検査となっていたので、乳腺外科に診てもらって来ました!

  

www.honno-yokomichi.com

 

以前の記事でも書きましたが、乳房の再検査は、乳腺外科です! 婦人科じゃありません。

って、私もネット検索して知ったんですけどね。

で、ネットで見た、女性医師、女性検査技師さんのクリニックに行って来ました。

 

 

健保組合の都合で、人間ドックの検査内容が変わっている?

健診センターで撮ったマンモグラフィの画像を提出したところ、専門医の先生から一言。

「画像が少ないですね、昔の検査のやりかたですね」

普通は、乳房のマンモ画像って、3方向から撮るらしいんです。

でも、私の持って行った画像は、1方向からのものだけだったようで……。

 

あれ? 確かに、今年は1回しか撮影しなかった気がする……。

昨年はエコー検査やったので、その前(一昨年)は複数回やったっけ?

確かに「今年から検査内容が変わります」って総務に言われたし、人間ドックの料金も、以前より安くなっていた……。

 

サイトで調べた料金は、4万5千円くらいでした。

しかし、同じ健診センターを利用しても、会社の人間ドックで受けると2万円以上安くて。

健保組合と会社が負担してくれてて、ホントありがたいね~って、同僚と話してたんですがね。

 

知らないうちに、人間ドックの検査内容が省略されてたりするんですか?

 

あくまで憶測ですけどね。

でも「最近は3方向から画像を撮るのが普通ですよ」なんて、専門医に言われた日には。

経費削減の対象になってんだなあ……って、思わずにはいられません。

健康診断やってます感だけ? みたいな。

画像の枚数減らしても、癌ができてりゃうつるでしょ、って?

なんか、我々下っ端組合員の生命が、粗末に扱われている気がして、腹が立ちましたね。

金がないなら正直に言ってほしい。

組合で出せる検査内容はこれくらいで、以前よりこれだけ減っちゃってるから、ごめんなさいオプションでよろしく、って。

そしたら、こちらも手の打ちようがあるんですけどね。

 

1方向からと3方向からの画像の違いは、あきらかでした!

ということで、乳腺外科でマンモグラフィとエコーの検査をしてもらいました。

マンモは、やっぱりすごく痛かったですけどね。

とはいえ、マンモもエコーも、専門科というだけのことはあり、すごく丁寧に検査していただきました。

で、出てきた画像の鮮明なことよ!

健診センターの画像が「なんかちょっとぼんやり影っぽい?」状態だったのに比べ、まあ「くっきりはっきり塊が見える」ではありませんか!

最初は「この(ぼんやりした)部分は、病気とは言えないでしょう」と言っていた先生も、「一応MRIしてみた方がいいですね」って、発言変えちゃうくらい、鮮明。

 

てか、あの不鮮明な画像で危険信号を出した、健診センターの先生ってすごい!

多分、他にも経費削減のあおりを受けている人がたくさんいるんですかね。

それで、「こんなんでわかるかよ~」と半ば悲鳴をあげながら、がんばって下さってたりするのかなあ……という妄想(^▽^;)

 

やっぱり、検診はしっかりした方がいいということですね。

私の画像の影も、多分良性だろうということでしたが、年齢が年齢(50歳)なので、万一のことを考えて、MRIという決断に至りました。

そして、MRI設備も完備している病院だったので、たまたま当日に空きが出たということで、なんとその日のうちにMRIまでやっちゃいましたよ~!(^^)!

 

MRI最大の敵は、四十肩?

勢いで、人生初のMRIまで体験してしまいました!

閉所恐怖症ではないですか? とか、お薬のアレルギーはないですか? とか、大きな音は大丈夫ですか? とか、事前にいろいろビビらせて下さいます。

画像を鮮明にうつすための造影剤が、まれに副作用をおこすことがあるということで、説明のプレートを読んで説明を受けたりもします。

確かに、MRIの機械があるフロアには、ただならぬ気配が漂っていました。

平常ではない、死の重みが潜むフロア。

検査着に着替え、体重をはかり、造影剤の点滴を入れるための注射をします。

いよいよMRI室に入ります。

 

乳房のMRIはうつぶせで撮りました。

まあ、重力に引かれて脂肪も集まりますから、画像を撮るには好都合なのかなと。

なんですけど、うつぶせで目を瞑ってじっとしているって、意外と怖い。

両腕はバンザイに近いかたちで伸ばしているし、「力を抜いてください」って言われて抜いたら、ホントに何も見えなくて、無防備な状態なんですよ。

そして、ヘッドフォンを付けさせてもらっていても、なお響いてくる機械の爆音。

それも長音じゃなくて、小刻みな爆音が続くわけですから、「今、身体が切り刻まれてるんだ(映像で)」と思っちゃいますよね。

カフカの小説に、そんなんなかったかなあ……とか考えたりして。

暇なんで、いろいろ妄想しちゃいました(^^;

 

しかし、妄想しているうちはまだよかった。

だんだん痛くてたまらなくなってくるんです!

肩が!

四十肩かどうかわかりませんが、40代半ばくらいから、両腕をまっすぐ上に伸ばすことが困難になっているんですよ。

痛くて!

ましてうつぶせの身。

水泳でビート版持って泳ぐように、両手をまっすぐ前に伸ばすことでさえ困難なのに。

今、左腕には注射針が刺さっていて、左腕は手のひらを上に向けて伸ばしている……。

 

は、早く終わってくれ! 肩が痛くて死ぬ!

 

途中からもう、頭の中は「肩が痛い!」それだけでした。

若い人にはわかんないかな~。

プロレスごっこで逆関節固められているようなもん、っていえば通じます?

もう「ロープ、ロープ!」って叫びたい気分全開。

 

途中で

「これから造影剤を入れますが、気分はどうですか?」

「肩が痛いです!」

「え? 肩……ですか?」

「はい、すごく痛いです!」

「我慢できますか?」

「……我慢します……」

造影剤の副作用には対応してくれても、四十肩の痛みは想定外だったようです。

 

検査が終了したときには、スタッフさん二人が「大丈夫ですか?」と駆けつけて下さいました。

でも、肩が痛いなんて患者は初めてだったようで、お二人とも、どうしたもんかと手をこまねいている様子。

なんとか自力で起き上がろうとし始めたところ、両方から身体を支えていただき、なんともまあみっともない状態で起き上がりました(;^_^A

ばばあだよ、全く……( ̄▽ ̄;)

 

MRIって、中高年がやるもんだと思ってたんですが、皆さん、四十肩をじっと我慢されてるんですかね?

てか、うちの職場は、肩の上がらない女性陣が多いんですが、世間一般はそうではないの?

これはしかし、医療現場の皆さん、重要事項ですよ!

バンザイできない50代女性って、結構いますもん。

そういう場合、MRIを諦めなきゃいけないんですかね?

 

靴下事件!

ということで、なかなか有意義な体験満載の再検査でした。

最後に一つ。

いつでもどこでも、靴下には気を配りましょう!

はい、エコー検査していただくとき、靴を脱いだ瞬間に気づいちゃったんですよ~。

 

やべっ、靴下に穴があいてる!(゚Д゚;)

 

もう、全然そんな兆候なかったのにっ!

 

私は普段の仕事でもスニーカーを履いているので(というか倉庫内事務なのでパンプス厳禁)、この日も普通にスニーカーで出かけたんですね。

で、いつもの靴下を普通にはいて、特に違和感もなく、過ごしてたんですよ。

なのに。

 

MRIやってる間も、最初は「靴下の穴がバレる」で、冷や汗もんだったんですけどね。

事前に「靴下ははいてていいですよ~」なんて言われたら、脱げないじゃないか!

まあ後半は、穴も吹っ飛ぶ肩痛で、起き上がるまで忘れてたんですが……(^_^;)

あ~あ。

 

 

ということで、楽しい再検査でした。

また2週間後に、結果を聞きに行きます。そこでシロとでなければ、生体検査。

2週間前に、万一の場合の覚悟は決めていたのですが、今はちょっと緩んでます。

とはいえ、人生の残り時間の方が少ないことに、変わりはなく。

積読タワーを眺めながら、死ぬ前に全部読みたいよなあ、と。

読みたい本は、際限なく増殖していくんですけどね。

一瞬一瞬を、楽しく生きていきたいと思います。

ありがとうございました。m(_ _)m