ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

バスの運転手さんの、さりげないお心遣いに気づかされた、他者の良いところをもっと見るということ。

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今週のお題「わたしと乗り物」

 

ほんのよこみちです。

私は普段の通勤には自転車を使いますが、出かけるときは、電車やバスのお世話になります。

先日も、映画を観に行きたくて、早朝からバスに乗っていました。

(私は、映画は朝の上映に行く派。午後は早めに帰宅して、ゆっくりしたいので)

 

休日の朝とはいえ、始発から乗ったわけではないので、バスの席は、東側しかあいていませんでした。

それでも座れるだけありがたいし、車窓の景色も楽しみなので、特に気にすることもなく、座っていました。

 

気がついたのは、信号待ちをしていたときです。

交差点まで、バス1台分くらいの距離があるにもかかわらず、バスは手前で赤信号が変わるのを待っていたんです。

バスの前の路上を、朝日が照り付けていました。

バスの車体は、東側のマンションがつくる日陰に、覆われていました。

季節は夏。八月中旬。

 

ああ、乗客が少しでもより涼しいように、日陰で止まってくれていたんだ……。

 

同じ路線のバスでも、運転手さんによって全然違うというのは、何度も感じています。

声かけアナウンスをたくさんして下さる丁寧な方もいれば、少々運転の粗い方もいます。

お年寄りや幼児さんが座るのを待ってから発進する方も、時間厳守をモットーとされているような方もいます。

誰でも気づくような丁寧さもあれば、うかうかしてると見過ごしてしまう丁寧さもある。

できることなら、誰かの見落としがちな優しさも、気づける人間でありたいですね。

 

世知辛い世の中ですから、他者の欠点を攻撃することにばかり、労力を割いてしまいがちです。

でもそれは、虚しく疲れるだけ。

ならば、他者の良いところを見つけられるように、ポジティブ思考で他者を見た方が気持ちいいですよね。

 

まあ、ポジティブ思考だけでも片手落ちではあるんですが。

貪欲な人は、攻撃されないのをいいことに、どんどんからんできますからね。

そういう輩にも長所はありますが、こちらが踏みにじられる必要はありませんので、ダメなものはダメとはっきり言って構わないです。

その上で、相手も100%ダメなのではなく、リスペクトすべき部分もある。

そんな良いところを見つめられたら、人生ちょっと得した気分になれる気がします。

 

なんてね。

今日もいいことありますように。