ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

『黄金のアウトプット術』のレビューを、本の中に書かれていた書評の法則をまねて、書く(という挑戦)

先日の台風のさなか、実はこんな本を読んでいました。

 

実に、読んでいて背筋の伸びるような本でした。

私自身は、自己流ですけど、アウトプットしているつもりでした。

でも、それが残念なやり方で、しかもアウトプットであるかどうかも怪しいと。

頭をぶん殴られた感じですよね。

何とかしなくちゃ、と思いました。

 

この本では、ゆとり以前の世代には、アウトプット力が不足していると書かれています。

ゆとり世代は、表現方法を学校で学んでいる。

確かに、子どもたちの小学校では、レポート作成的な勉強が結構あった気がします。

昭和の教育は、インプットにばかり重きを置いています。

なので、この本は30代後半以上の方にお勧めです。

 

著者の成毛眞氏は、元マイクロソフトの社長さんで、以前ご紹介した『amazon』の著者でもあります。

honno-yokomichi.hatenablog.com

 

書評サイト【HONZ】の代表でもあり、著作も多い方ですね。

honz.jp

 

この本では「書く」「話す」「装う」ことについてのアウトプット術が、書かれています。

どうしても「書く」ということについて注目してしまうのですが、さらにこの本では「SNSでどう書くか」が書かれているんです!

また「話す」ことでは「プレゼンの仕方」、「装う」ことでは「見た目もアウトプットである」という、対外的に役立つことが書かれています。

 

なんですけど、やっぱり気になったのが、【HONZ】での書評の書き方(型)が公開されていることでしょうか。

自己流で書いていても、やっぱり下手……。

HONZ】では、100字×8のブロックにわけて書くような基本形があるようです。

さらにそのブロックごとに、紹介・読者の想定・中身の紹介×2・具体的な中身の紹介×2・著者の紹介・書く理由と、8つの項目が提示されています。

この記事も、それにならって書いているんですけど、どうでしょう?

 

他にも書くことについて、文章のリズムを都都逸調に整えようなど、参考になる教えがあります。

また、漢字はできるだけひらがなに開く、接続詞は積極的に使う、書いた記事は一晩寝かせる、など、すぐに使えて役に立つヒントがいっぱい。

一度書いた記事を寝かせて推敲せよ、ともあります。

書いたらすぐにアップしたいのが人情ですが、確かに粗くなりますからね。

この記事も、ここまでに3日くらい寝てます……(^_^;)

 

というようなアウトプット術の成毛氏ですが、読書家でもあります。

 こんな本も出されています。

 読書の幅が広い方で、自分の思考が一分野に偏らないように工夫されているようです。

経営者として当たり前というか、だからビジネスがすすむというか。

 

 こんな本も出されているようですよ。

 

私はインプット大好き昭和人間ですし、アウトプット能力もまだまだだし、来るべきAI時代に失業しそうな人種です。

それでも生き残るには、どんどんアウトプットをして、慣れて、能力を磨いていく必要があるんだな、と、この本を読んで痛感しました。

なので、アウトプットで稼ぎたい!という方に、この本はおすすめします。

 

どうでしょう? 以前の書評記事より、読みやすくなってますかね?

この本のおかげです(*^▽^*)