『黄金のアウトプット術』のレビューを、本の中に書かれていた書評の法則をまねて、書く(という挑戦)
先日の台風のさなか、実はこんな本を読んでいました。
(148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/04/10
- メディア: 新書
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実に、読んでいて背筋の伸びるような本でした。
私自身は、自己流ですけど、アウトプットしているつもりでした。
でも、それが残念なやり方で、しかもアウトプットであるかどうかも怪しいと。
頭をぶん殴られた感じですよね。
何とかしなくちゃ、と思いました。
この本では、ゆとり以前の世代には、アウトプット力が不足していると書かれています。
ゆとり世代は、表現方法を学校で学んでいる。
確かに、子どもたちの小学校では、レポート作成的な勉強が結構あった気がします。
昭和の教育は、インプットにばかり重きを置いています。
なので、この本は30代後半以上の方にお勧めです。
著者の成毛眞氏は、元マイクロソフトの社長さんで、以前ご紹介した『amazon』の著者でもあります。
honno-yokomichi.hatenablog.com
書評サイト【HONZ】の代表でもあり、著作も多い方ですね。
この本では「書く」「話す」「装う」ことについてのアウトプット術が、書かれています。
どうしても「書く」ということについて注目してしまうのですが、さらにこの本では「SNSでどう書くか」が書かれているんです!
また「話す」ことでは「プレゼンの仕方」、「装う」ことでは「見た目もアウトプットである」という、対外的に役立つことが書かれています。
なんですけど、やっぱり気になったのが、【HONZ】での書評の書き方(型)が公開されていることでしょうか。
自己流で書いていても、やっぱり下手……。
【HONZ】では、100字×8のブロックにわけて書くような基本形があるようです。
さらにそのブロックごとに、紹介・読者の想定・中身の紹介×2・具体的な中身の紹介×2・著者の紹介・書く理由と、8つの項目が提示されています。
この記事も、それにならって書いているんですけど、どうでしょう?
他にも書くことについて、文章のリズムを都都逸調に整えようなど、参考になる教えがあります。
また、漢字はできるだけひらがなに開く、接続詞は積極的に使う、書いた記事は一晩寝かせる、など、すぐに使えて役に立つヒントがいっぱい。
一度書いた記事を寝かせて推敲せよ、ともあります。
書いたらすぐにアップしたいのが人情ですが、確かに粗くなりますからね。
この記事も、ここまでに3日くらい寝てます……(^_^;)
というようなアウトプット術の成毛氏ですが、読書家でもあります。
こんな本も出されています。
読書の幅が広い方で、自分の思考が一分野に偏らないように工夫されているようです。
経営者として当たり前というか、だからビジネスがすすむというか。
こんな本も出されているようですよ。
私はインプット大好き昭和人間ですし、アウトプット能力もまだまだだし、来るべきAI時代に失業しそうな人種です。
それでも生き残るには、どんどんアウトプットをして、慣れて、能力を磨いていく必要があるんだな、と、この本を読んで痛感しました。
なので、アウトプットで稼ぎたい!という方に、この本はおすすめします。
どうでしょう? 以前の書評記事より、読みやすくなってますかね?
この本のおかげです(*^▽^*)