不登校の子どもの居場所・適応指導教室について~東京都大田区の場合② その後
こんにちは、ほんのよこみちです。
以前、こういう記事を書きました。
その続編といいますか、最近の状況について。
あくまで、うちの子が通っている適応指導教室の話ですので、すべての教室に当てはまるものではありません。
お近くの適応指導教室が全然違うということも、当然ありえますので、ご了承下さい。
①人数が増えました
うちの子が通う適応指導教室は、今、人数がすごく増えているようです。
登録人数は、50人くらい。
そのうち、ちょくちょく通室してくるのが30人超。
午後3時まで残っているメンバーが、10数人。
これ、3年前はひとりしかいなかったそうですから、驚きの人数です。
人数が増えた分、かなりにぎやか。(特に男子)
静かに落ちついた雰囲気で過ごしたい子は、最終の15時より早く帰ったりするようですが、だからといってペナルティはありません。
もちろん、努力目標としての通室時間はありますが、個人のペースは尊重されているようです。
②子どもたちはLINEでつながっている
もともと、いろんな学区の子が集まってきていますので、ほとんどの子が初対面からスタートします。
電車やバスで通室する子もいるので、スマホを持って来る子も当然います。
教室内では、先生に預ける決まりになっているようですが、インフラがありますので、子どもたちはLINEでつながりますよね。
もともといじめなどを経験してきている子たちですので、LINEでのいじめは聞きません。
遊びに行く計画を立てていたり、時には弱音を吐いていたり、交友関係を構築することに使っているようです。
また、適応指導教室をやめて学校に通うようにしている子や、高校に進学した子とも、普通に関係が続いているみたいです。
なので、高校の話や中学の愚痴も聞いたりしているようですね。
「中学の先生が怖くて休みたいと言えない」とこぼしていた子もいるようで……。
こちらは大人として、ハラハラしながらやり取りを見守っているところです。
というような適応指導教室なのですが、うちの子はすでに最古参となっています。
まだ2年半ちょいくらいなんですけどね。
最古参なので、後から入ってくる子たちに対して、ひとつだけ注意するように、我が子には伝えています。
それは、ひとりでつまらなそうにしている子がいたら、なるべく声をかけること。
まあ、実行できているかどうかなんてわかりませんけど、そこはやれよ、ということで。
勉強では、得意でいい成績取っている子たちにはかなわないのですから、まあマネジメント意識くらいは、今のうちから考えていてもいいかな、と。
まだまだできていなくても、気にするという一歩は必要な意識改革なので、がんばってくれたまえ、というところですね。
確かに、適応指導教室では勉強は基本が自習です。
公立高校を受験するにも、ハードルは多々あります。
それでも、ここで学べることはあると思うので、自分を殺さない生き方を選べる子であってくれればいい……というのが、親の願いですね。
最後までご一読下さり、ありがとうございました。