【ゴジラじゃない方展】に行って、3次元に生きている事実とゴジラの脳について考える。
ほんのよこみちです。
昨日、40代最後の日に【ゴジラじゃない方展】にいきました。
西武渋谷店で開催されているゴジラじゃない展に来ました!
— ほんのよこみち📝 (@honno_yokomichi) 2019年4月28日
お出迎えはゴジラさんですけどね、 pic.twitter.com/cptKkSqUXL
なんだか、怪獣展示は結構見に行っています。
今回の展示は、ゴジラに倒されてきた数々の名脇役たちが主役ですよ!
特典つき入場券を買えば、脇役怪獣さんたちのポストカードと、トレーディングカードがもらえます。
かっこいいカードだと思います。
で、入場したとたんにクモンガさんお出迎え。
こういう展覧会に来ていつも思うのは、撮影に使用された現物の質感の凄さ。写真はクモンガさんですが、やっぱり映画以上の迫力があります。 #ゴジラじゃない展 pic.twitter.com/cK6iUM0Z7f
— ほんのよこみち📝 (@honno_yokomichi) 2019年4月28日
え?クモンガって何?って?
実は私も『シン・ゴジラ』を見る前は、モスラとキングギドラくらいしか知りませんでした。
『シン・ゴジラ』を見て下の子がハマって、そこから特撮ブームですよ、我が家では。
でも、歴代のゴジラ映画を観ると、当時の社会情勢がわかったり、怪獣の描き方から世相がわかったり、おもしろいんです。
それで、こういう展示会に来ると、撮影で使われた怪獣が展示されていたりしますので、リアルで楽しい。
機龍はやっぱりかっこいいし、カマキラスの顔もリアル・巨大カマキリで意外と怖いし。
倒された後のキングギドラの首なんて、戦国武将のそれみたいだし……。
CGにはない質感っていうんですか、そういうのを確認できるのも、実はこの先、どんどん機会が減っていくんじゃないかと思うと、見れるときに見よう!と思うんです。
CGの技術は確かにすごくて、例えばトランスフォーマーの変形シーンなんて、もうほれぼれしてしまうくらいなんですが。
それでも、バンブルビーの質感を間近で感じる展示会なんてないわけですよね。
いつだったかのおもちゃショーで、トレーラーをオプティマスプライム柄にペイントしたのが来てましたが、もうそれくらいで。
映像技術はどんどん進んでいくし、VRももう手が届かないスピードで進んでいる。
それらを駆使することも楽しむことも、新しい世界を広げる、素晴らしい手段だと思う。
でも同時に、我々は3次元の世界に生きている。
そんなことを考えてしまいました。
それで、もうすぐ新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が公開ですので、それのPRもやってました。
アニメのゴジラでも思ったんですけど、ゴジラの造形が、身体がでかくて頭小さいんですよね。
昭和のゴジラと比べると、明らかに頭が小さい。
着ぐるみとCGの違い、かもしれないですけど。
頭が小さいってことは、やっぱり脳が小さいってことで。
昭和のゴジラの、他の怪獣と会話したり、子育てしたり、なんかもう人間と変わんないじゃんっていうほのぼのギャグな感じとの差、ですよ。
人間とは違う下等な生物、倒すべきモノ、理解しあえない脅威、そんな感じ。
キリスト教圏の人が、怪獣と人間とを区別する宗教的意識も、わかります。
ただ、脳を小さく描くのって、なんかちょっと対立と侮蔑の匂いがして、なんだかなぁと思うのでした。
【ゴジラじゃない方展】は10連休の間のみですから、興味を持たれた方はお急ぎ下さい。
渋谷の西武、奥の無印が入っているところの上でやっています。