『やりたいことを全部やる!時間術』を読んで、一周回って『銀英伝』に帰る?
ほんのよこみちです。
もっとブログ更新したいのになかなかできない!という焦りから、この本を手に取りました。
この手のビジネス書って、仕事をいかに効率よく片付けるか、じゃないですか?
この本も、著者の臼井由妃さんが実践してこられた時間術が、詰め込まれています。
読み終わってまず思ったのは、能動的に生きることが時間リッチな生き方なんだ、でした。
やらされる、ではなく、自分からどうするか考えながら動く。
私も含めて、現代日本人は受け身姿勢の人が多いように思えます。
学校教育が、受け身人間量産体制だから仕方ないんですけど。
だから、やりたいことができなくて焦るし、自己肯定感も低く、なんかみんなでギスギスしてる。
大事なのは、自分から時間をどう使いに行くか、その意識改革と行動なんですね。
そのための臼井式時間術なんですが、これは会社経営者だからできること、というのも多分に含まれていると思います。
19時就寝→2時起床、なんて、普通の会社員では真似できません。ワーママも真似できません。
仕事のやり方だって、例えば私の場合は、メールで注文が入ったらすぐに発送できるように手配するのが仕事ですから、臼井さんのように仕事を自己管理することもできません。
経営者と下っ端との自由度の違いは、もうどうしようもないんですけど、それ以外の部分で、仕事を自分事と意識していくことなどは、すごく真似すべきだと思いました。
例えば、すべての仕事において、準備(助走)を怠らない、とか。
私たちは、就業時間内のみ仕事をしているつもりでいますけど、でもそれでは、就業開始時間の自分のテンションは仕事モードになっておらず、だからすでに仕事モードになっている人に支配されたりする。
社畜じゃあるまいし、なんで給料の発生しない時点でまで仕事してなきゃいけないの?とお思いの方もいらっしゃるでしょうけど。
それはアルバイトの発想。
結果を出したけりゃ事前準備は必須というか、フリーランスの人たちはみんなそうやっているんですよね。
そして、有能な人と凡人との差が、どんどん開いてゆく……。
事前準備の大切さ、で思い出したのが、『孫子の兵法』と『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリー(^^;)
www.honno-yokomichi.com
ああそうか、戦う前に勝敗は決してるって、言ってましたよ、ヤン・ウェンリーも。
勝つための準備をいかにするかが大事。
戦いを有利に進めるために、打てる手は全部打つ。
なんだ~、大切なことは全部ヤン提督が教えていてくれてたんですね~。
すみません、脱線しました(^▽^;)
まあとにかく、だらだら流されるように生きていくのではなく、自分のために能動的に生きましょうということなので、小さなことからでも自分に応用できる部分はあると思います。
睡眠時間は6時間以上取りましょうとか。
たまに驚異的なショート・スリーパーの人がいますけど、それを真似したら死にます。
ご飯もちゃんと食べないと、頭が働きません。
そして断捨離!
探し物をする時間が一番無駄って、そういや似たような話を読んだな、最近……。
つまり、当たり前のことを当たり前にやって、自分の人生を他人任せにしなければ、毎日はもっと楽しいよ、ということでしょうか。
そう考えたら、結構わくわくしませんか?
だって、自分の人生ですから。
誰かが全部用意してくれて、自分はそれに乗っかるだけ……っていうのがラクだと思いがちですが、それはあくまで他人の人生の踏襲。
ラクであっても楽しくないから、もやもやしてしまうんですよね。
私ももっと前向きに生きたいので、この連休で身辺整理です。
まあ、連休中に終わらない確率がすご~く高いんですが……(^_^;)