やりたいことをやり続けている人は力強いから、たとえ母親でも自分の人生を生きよう。
ほんのよこみちです。
一昨日、下の子の志望高校の体験入学に行って来ました。
(本人のプライバシーのため、学校名は省略させていただきます。)
この高校は、親も体験授業に参加させてくれるので、正直気が抜けません。
マンガイラスト・コースですからね〜。
図工も美術も大の苦手な親に、絵の授業とか、どないせぇっつうの?(~_~;)
今回の課題も、未来の名刺を作ろう! というもので、技術もさることながら、個人的にメンタルが撃墜されました(;´Д`)
未来と言われてもね。
私は50歳で、自分の限界はとっくにわかってるんですよ。
かつて、やりたいことについていろいろ調べて、その道の厳しさに打ち勝つための時間が、自分にはもう足りないことも感じたし。
子どもは二人とも不登校で金がかかるし、家を開けられないし。
綱渡りのような日常を前にすると、母親は躊躇してしまうんです。
それが、みっともない思考停止だってことも、わかってるんですが。
夢とか希望とかじゃなくて、食べていくためにお金を稼ぐ、そのために生きるのが当たり前の半世紀でしたからね。
無謀な賭けにでることは、怖くてできなかった……。
でも、そうやって奴隷のように何もせずに、埋もれていくのが、しんどいのもわかる。
そのしんどさから、辛うじて脱出できるのは、ブログを書いている間だけで。
でも、好き勝手書いてる雑記ブログでは、何かをやっているレベルの話じゃないんですよ。
本当に好きで、やりたくてやっている人の何かは、もっともっと奥が深い……。
それで、うだうだ悩んで縮こまっていたので、結局私は名刺デザインができませんでした。
格好悪い話です。
名刺がつくれた人のを見させていただくと、やっぱり学生さんたちは「漫画家」「イラストレーター」など、自分の好きでやりたいことを、楽しそうなカードに表現されています。
他の保護者の方たちも、習い事の技術を活かしてフリーランスで活躍とか、会社を興すとか、夢を語られていました。
眩しかったです。
やりたいことをやり続けるには、いろんなハードルがあります。
母親がやりたいことをやるには、家族の協力が不可欠ですが、まあ世の中そんなに甘くはないもんね。
でも、家族の協力なんか待っていたら、人生終わってしまうのだ。
母親は、いつでも助けてくれるドラえもんじゃないんだよ。
毒親と言われようが、何と罵られようが、やりたいことをやったもん勝ちなんだよね、人生は!
いずれ消えゆく最期の日は、必ず来るんだから。
ということで、どんどん学習することにしました。
大学の頃に学び損ねた、人間学について、学び思考します。
夢は学士入学だったし、院も行きたかったけど、体力的にもうキツイかもしれないし。
通信制大学とかで、土日終日勉強だと、やっぱりもうもたないので。
脳も最近、老化をすごく感じるし、今さらどこまで学べるかはわからないけど、目の前のできることから、取り組みます。
もうね、人と比べなくったっていいじゃんって思うんですよ。
今の若い人には、全然敵わないんだからさ。
私のウリは、なんやかんやの人生経験でしかないので。
なんやかんやの間に、精神科医とか教育学の専門家とか、結構無責任なこと言ってるなあって思ったので。
そういう臨床結果とか学説とかと、現代人の間というか、もう少し血の通ったものを書ければいいなと思います。
なんか、子どもの高校見学に行って、自分の目標にまで到達しちゃったよ。
これ書いている間に、上の子から「母さんは能力ないから現状に甘んじてる」というような手厳しい言葉を浴びて、かなり落ち込んだんですけどね。
うん、たとえ母親でも、自分の人生を生きましょう。
過去を云々いっても仕方がない、残りの時間が少なくても、未来を向くしかないんです。
今日が、残りの人生の中で、一番若い自分だから。
負けません。
ありがとうございました。m(_ _)m