腰を痛めて初めて知った、自分の身体が動かなくなる不安と健康維持の大切さ。
ほんのよこみちです。
土曜日の午後に腰を痛めて、寝たきり中高年な週末を過ごしました(^▽^;)
土曜日、下の子の受験(保護者面接あり)に行ってきまして、その帰りに腰を炒めました……って、小間切れ肉か、私は!
いえ、別に、重い荷物を持ったわけでも、雑巾みたいにぎゅうぎゅう絞ったわけでも、ありません。
雨が降っていて寒かったので、トイレに入って座った、ただそれだけなんですよ?
腰がぴきぴきとつるような感覚があり、「ああ、また腰つったか~」と軽い気持ちでいたんですが、いつもはすぐに元に戻るはずが、今回ばかりは戻らない。
歩くのもよたよたして、かといって座ると痛みが来るし、電車の中でも、車いすスペースのちょっと窓際にクッション材のある部分に寄りかかりながら、なんとか自宅に帰りつきました。
で、まあ、帰宅してからですよ。
我が家は日本スタイルといいますか、要するにダイニングは座卓、ベッドは置かずに布団を和室に敷いて寝ていますので、一度座ったり横になったりしてしまうと、起き上がったり移動したりが大変なんですね。
姿勢を変えるだけで、痛みが来る。
くしゃみをしても、痛みが来る。
目の前にあるスマホや文庫本に、手が伸ばせない。
さすがにこれはただ腰がつっただけではあるまい、俗にいうぎっくり腰というヤツなんでは? と、ググりました。
とりあえず、横向きに寝て、ひざを曲げて丸くなっていた方がいいらしいということなので、その日はその状態で何もできず。
こういう時こそ、積読にしていた本を読むべし! と思ったんですが、とてもその余裕がありませんでした。気分的に。
私が動けないでいると、子どもたちが親切に動いてくれます。
まさしく、介護じゃんって感じで。
ばあちゃんみたいだよ、なんて言われながら。
でも、その時は遠からずやってくるんだよなあ……と思ってしまうと、気鬱になりますよねえ。
人生100年時代と言われつつも、健康寿命は70代半ばほどです。
健康なうちはとにかく働いて、その後は動けない余命期間が待っているのかと思うと……。
そして私自身、亡き母が、仕事を辞めて田舎に戻って看病して欲しいというのを、拒否した人間です。
母の看病→介護で、自分の人生も子どもたちの未来も、潰す気にはなれなかった。
ですから、私が動けなくなっても、子どもたちに面倒看て欲しいとは言えません。
自分でなんとかしないと。
動けなくなることが、こんなにも心細く、不安で、平常心を失わせるものなのか。
ずっとそばにいてくれないのか、と怒りをぶちまけていた母の気持ちが、少しわかるような気がしました。
だからこそ、少しでも健康寿命を延ばして、心の健康を保たないと、自分も家族も辛いだけです。
読書なら、身体が動かなくても楽しめると思っていたのに、本に手を伸ばすことすら、する気が起きなかったんですから。
ぎっくり腰の再発を予防するには、腹筋と背筋を鍛えるといいらしいです。
あ~、苦手なんですよね~、腹筋&背筋運動……( ̄▽ ̄;)
腹筋なんて、もう全然起き上がれないし、背筋は学生時代から驚異の起き上がれなさだった。他の子の半分以下だったもん。
……しかし、やらねばなるまい。
すべて、自分のためだ。
ということで、雨降って地固まると言いますか、人間万事塞翁が馬と言いますか。
腰を痛めて、出かける予定などはめちゃくちゃになりましたが(ホントは文学フリマに遊びに行くつもりだったし、東京タワーにブリュンヒルトを見に行くつもりだった)。
結果、得た気づきはとても多かったので、今後の人生に活かしたいと思います。
ま、ブリュンヒルトの写真は、下の子が撮ってきてくれましたし。
って、『銀河英雄伝説 Die Neue These』のお話です(^-^;
今、東京タワーで上のようなのが観られるそうですよ。
早く腰を直して、次の週末からの「星乱第三章」劇場公開に備えなくては。
生きているということは、それだけ日々、学ぶチャンスがあるということですから。
昨日までの自分に安住せず、前を見て生きたいと思います。
ありがとうございました。m(_ _)m