緑内障の視野検査に行って、宇宙を通り抜ける感覚を味わう。
ほんのよこみちです。
私は40歳くらいの頃、緑内障と診断されました。
緑内障は、日本人の中途失明の原因第一位で、加齢とともに増加しているようです。
私は視神経の画像ではあかんのですが、症状はあまり出ていません。
そもそもコンタクトレンズ(ハード)をつくりに行って、それで見つけてもらったので、ラッキーな方だったのかもしれません。
私のように症状がほとんどでていない人もいれば、視野が欠けている状態の方もらっしゃいます。
緑内障は、一度視野が欠けてしまうと、二度と見えるようにはならないようです。
治療も、目薬で症状の進行を抑えるものが多いようです。
なので、40代になったら眼科で検査してもらうことをお勧めします。
早い人は30代でもなっちゃうので、気になる方は行ってください。
で。
私は4カ月に一度くらいの頻度で、視野検査に行っています。
暗室で、白いドームみたいな器具の内側の、中心の一点を見つめながら、ドーム内のあちこちで光が点灯したらスイッチを押す、という検査です。
片目ずつやるので、同様の検査を2回やります。
なんですけど、一点をじっと見つめ続けるというのが、結構しんどい(;´Д`)
つい、光った先を見たくなる誘惑に駆られて、視点が動いてしまいます。
でも、視点が動いちゃうと、視野検査ができないんですよね(^▽^;)
私も、緑内障になった当初は、つい視点を動かしてしまっていたんですが、今回は一度も動かさずに頑張りました!
検査が終わって「視点を動かさずにいられる秘訣を教えて」と検査技師さんに訊かれまして。
どうも、動かし過ぎて検査中止になってしまう患者さんもいらっしゃるようで。
それで、私の答えは、
「宇宙を突き抜ける感覚を楽しんでました」(^▽^;)
白いドームみたいな機器の中心点をずっと見ていると、宇宙空間を飛んでいるみたいな不思議な感覚になって、ブラックホールというか、ワームホールというか、宇宙と宇宙のつなぎ目みたいなところを飛んでいる気分になっちゃうんですね。
あ、白いからホワイトホールでしょうか? でも、ホワイトホールって吐き出す方ですよね?
とにかく、そういう普通に地球上にいたんでは味わえない世界を疑似体験している気分になったので、そうなるともうパイロット気分ですよね、スパルタニアン(『銀河英雄伝説』に登場する自由惑星同盟の戦闘機)の(^_^;)
あちこち点滅する光は、攻撃すべき的ですよ(;^_^A
中心を見ていないと、この空間を飛行することはできない、だからうろちょろする敵は、片手間に撃墜する!
……物騒ななりきり方ですけど、視野検査、楽しかったです💛
というように、疲れる視野検査も、慣れてしまえばアクティビティーになるので、眼科で緑内障検査、やってみて下さいね。
そして、もし症状が出てしまっていても、面倒がらずに目薬を点眼し続けて下さい。
進行を止める、もしくは遅らせることは、可能です。
人生100年時代、最期まで自分の目で世界を見れますように。
私も次は年明けに眼圧検査に、春頃はまた視野検査を受けに行きま~す!(^^;)