ほんのよこみち なブログ

元不登校の高校生と、ひきこもり→就労準備中の子を持つシングルマザーが、このくにで生きることを考えながら、本と好きなことを語ります。

お金を使って良かったと思えるのは、自分にではなく、子どもたちのコト消費。

今週のお題「2018年に買ってよかったもの」

 

ほんのよこみちです。

2018年も残すところ1カ月となりました。

今年の振り返りとしまして、お金を使って良かったと思えるのは、やはり子どもたちのコト消費ですね。

 

 

うちの子たちは、ひきこもりと不登校をやっています。

下手をすると、一年中家にこもりがちになりますし、親だって「働け」とか「勉強しろ」とか言いたくなります。

特に、成人したひきこもり者の方は、両親の不仲とかいじめとか高校中退とか、外で働くにはハードな過去記憶てんこもりなので、厳しいのはわかっているんですが、「もう大人なんだから自己責任で……」なんて、おこづかいも渡していませんでした。

 

 

でも、それじゃあ何の解決にもならないんですよね。

 

 

下の子は、まだ義務教育だから、いろんな体験が大事。

そう思って、イベント参加を了承したり、映画にも連れて行ったりしていました。

ただ、そういう心境になれたのは、上の子が同様に不登校になったとき、何もしてやらなくて、結果的に上の子の世界を狭めていたことに気づいたから。

もう成長して、親と出かけるのを嫌がるようになった上の子は、さらに体験する機会を失い……。

イベント参加するにしても、資金が「〇万円必要」とか言われれば、こちらも躊躇してしまうし。

さすればどんどん諦め体質になってしまい、「ひきこもりが一番お得」なんてことになってしまい……( ̄▽ ̄;)

 

 

なので、上の子の外出にも、お金を持たせるように気をつけているところです。

映画も気になるのは観に行っていいよ、と声をかけて、チケットを取ってやる。交通費と食事代をプラスしてやる。

そうすることで、諦め体質がちょっと緩んできたかなあ……と。

欲望とか好奇心とかを押さえつけるのが当たり前になってしまうと、挑戦する気力も生まれませんからね。

 

 

シングルマザーのお時給生活者には、正直イタイですけど、これも教育費。

学校に通うだけが「教育」じゃないですからね。

とでも思わんと、やってられんわ……というのがホンネですが(^▽^;)

 

 

とは言え、今現在は学歴のない子どもたちですから、学歴とは違うものさしで勝負する場に出ないと不利なのも事実。

下の子にはよく言っていますが、「好き」の延長線上に仕事を「つくる」ようにした方が、生き残れる確率が上がります。

下の子は、自分の好きなことを肯定してやっていくうちに、ちょっと将来像が見えてきたっぽいので。

この作戦は、よかったと思っています。

人生の時間は、後から買い戻すことができませんからね。

 

 

本当は、そういうことにもう少し早く気がついて、もっと早くお金を投入できる状況だったらよかったんですけど、悔やんでも仕方がない。

今、できることをするしかないので、思い立ったときにやるだけです。

 

 

そうやってると、「母さんは言うことやることがころころ変わる」「ダブルスタンダードで信用できない」と言われたりするんですが( ̄▽ ̄;)

まあ、それだけ不満があったということだし、その不満を口に出しても大丈夫と思われてることですよね!

事実を突かれてるだけだから、腹も立たない! 自分が情けないだけ!

てか、結果的に自分自身の勉強になることなので、言ってくれてありがたい!

 

 

ということで、来年も子どもにお金を使います(^_^;)

 

 

私自身の学びにも、実は密かにお金を使っていたりするんですけど、多分、それは来年も続くと思うんですけど……(;^_^A

50になろうかという親ですら学んでる、って子どもの刺激になってほしいんですけど、その気持ちを持っちゃうと、バレバレでうっとうしがられるので(;´Д`)

私も私で楽しみます。