「ピザが食べたい」から始める、好きなことからの社会学習。
ほんのよこみちです。
近所にピザ屋さんができたので、ついチラシにつられてしまいました(^▽^;)
いや~、アナログなチラシの効果は絶大ですね。
買うつもりなくても、ついつい見ちゃいますもん、チラシ。
で、また、棚の上に置きっぱなしにしていたチラシを、ひきこもりの第一子が見つけて、主張してきたんですよ。
ピザと、クーポンで貰えるドリンク(1.5リットル)が気になる、と。
正直言って想定外でした。
ピザは、日常の夕食としては、安いメニューではありません^^;
しかも、Mサイズのピザ1枚では、家族3人足りません。2枚は必要です。
5000円コースです。普段の夕食の10倍です(^◇^;)
誰の誕生日でも記念日でもないのにっ!
なんですけど、これはいいきっかけになるかな、と思いまして。
上の子に条件を出しました。
お金は出す。ただし、ピザは、言い出した本人がテイクアウトしに行くこと。
それから、自分で電話して注文すること。
ピザ・パワーはすごいですね!
あんなに電話を嫌がっていたのに、がくがく震えながら、ちゃんと電話注文しましたもん!
おまけに、歩いて20分程度かかるピザ屋さんまで、ちゃんと買いに行きましたよ。
気を回して、親が先にネット予約とかしないで良かったって、ホント思いました。
自分の好きなこと、欲しいモノのためなら、人間って動くんですよ。
これ、興味のないおつかいだったら、絶対動かないって思いませんか?
母親に「お豆腐買ってきて」と言われても、「今〇〇で忙しい」って言いたくなりますよね。
好きなことをやれって、ホリエモンさん他いろんな方が言われてますが、こういうことなんだなあ、と思いました。
好きなこと、のための苦労は、経験になります。
でも、やらされてるって思うと、行動すること自体が苦痛になりますよね。
できればやらずに済ませよう、と思うから、行動しない、経験にならない。
行動したとしても、ネガティブな感情が先に立つから、プラスの経験として記憶に残らない。
だから、好きなことを仕事にしている人とそうでない人とで、差が出てくるのか。
勉強や仕事は辛いモノって、そこから始めちゃうと、伸びるものも伸びないよってことですね。
というようなことを、おいしいピザをいただきながら、考えておりました。
日常こそが教材だ!
教科書がすべてじゃない!
おいしいものに含まれる、おいしい以外の要素をいかに活用するか。
人を育てるってそういうことなんだなあ……と噛み締めた、ピザの夜でした。