iidabiiさんの『詩集』を読んで、母性と人類愛を意識する。
ほんのよこみちです。
iidabiiさんの薄い本『詩集』を読ませていただきました。
2019/12/8(日)14:00〜<詩人・大崎清夏と巡る世界の詩 第2回:詩のお祭りを旅する > ゲスト:iidabii https://t.co/DhOPeZiGsY
— 双子のライオン堂(「しししし3」は来年春!予定) (@lionbookstore) 2019年12月7日
ここ⤴の講座に参加する予定なんですけどね。
前回の時に、ゲストのiidabiiさんが画像の本をお持ち下さったんです。
全編英語で、その下に日本語訳を薄いフォントで書いて下さっている本で、すごくかっこいい!
個人的に、英語は心もとないし、老眼で薄い小さな文字は読みにくいしで、最初は少しずつ読ませていただいていたんですが。
伝わってくる、魂の叫びのような力強さと、それでもどこまでもお優しい澄み切ったお心がたまらなくて、かぶりつくように読んでいました。
私は不勉強で、iidabiiさんを存じ上げませんが、この方の詩に接した人は、一億総母親(父親)になるのでは? と思ってしまうほど、ほとんど我が子のように思いながら読んでしまいました。
母親を詠んだ「I Look at the Sky」と父親を詠んだ「Father」。
これらの詩に出てくる「僕」「俺」を、私は勝手に抱きしめていました。
私は文学的な表現云々は、よくわかりません。
ただ、詩が文学者だけのものでない、ということでいいのなら、陳腐な表現ですが、とても心を打たれました。
iidabiiさんが、とても好きになりました。
双子のライオン堂さんでお目にかかれるのが、楽しみです。
私は双子のライオン堂さんで開催される詩の講座に、何度か参加させていただきました。
どの回も、ゲストの方は素敵な方ばかりで、お目にかかると、たくさんの気づきやパワーをいただいて帰ることができます。
すごい方を前にすると、自分のしょぼさが目も当てられないくらい露見して、すごすごと退散してしまう、私は弱虫なのですが。
反面、しょぼさ上等! だったら自分の本心に聞いてみろよって思っています。
自分が本当にやりたいと思っている大切なことは、何なのか。
そのことに対する努力を、本当に自分はやっているのか。
安易に諦めて、低きに流れていってるだけじゃないのか。
iidabiiさんの詩を前にすると、私は自分も詩を書きたいのではなくて、ただ、詩を抱きしめたいだけなんじゃないかと思えてきました。
この詩に表現されている心たちを、抱きしめたい。
そして、詩という表現力を持ちえない多くの孤立した若者たちを。
自分自身の子どもたちだって、自立させられていないのにね。
愛は、与えられるばかりのものではありません。
与えることで、幾万倍にも幾億倍にも、増えていくものです。
それを、iidabiiさんの詩によって、思い知らされました。
明日の講座が終わったら、また記事を書かせていただきたいと思います。
ありがとうございました。m(_ _)m