自転車の修理に行って、コミュ力と人柄が求められる現代を考える
自転車は足です!
少なくとも私にとっては、毎日の通勤を支えてくれる、大事な両足です!
……と言えるほど、長距離通勤しているわけではないんですけど(^^;)
でも、どんな小さな穴でも、タイヤに傷がついてしまうと、足枷を付けられたのと同じ状態になってしまいます。
なので、タイヤの溝に銀色のなにかが挟まっているのに気づいたときは、ものすご~く嫌な予感がしました。
案の定、そこから穴があいてしまったようで、タイヤの元気がゆっくりゆっくりなくなっていき……。
仕方がないので、雨の中、自転車屋さんに修理してもらいに行きました(;´Д`)
私が修理で行ったのは、数年前に出来た明るい感じの自転車屋さんです。
実は、近所に別の小さな老舗店的な自転車屋さんもあるんですが、お店のおじさんが怖そうな人だし、修理の値段も高いし、で行かなくなりました。
今回行ったお店も、前回はどちらかというと不愛想な男の人が2人いて、どうしようかなあと思ってたんですね。
なんですけど、今回は感じのよさそうな女性の方が対応してくださいました。
私も女性だから、というのもあるかもしれませんが、世間話もしたりして。
おまけに気のせいか料金も以前より安くなってました。
とても嬉しくなった……というのは、言うまでもありません。
また次回もここに来ようと思いました。
私が今の部屋に住むようになってから、もう8年を過ぎます。
その間、自転車屋さんも、ちょっと頑張れば行ける程度の距離に、数軒増えています。
競争が激化しているのは、間違いないでしょう。
より品揃えのいいお店に、より安いお店に、よりサービスのいいお店に、お客は流れます。
そして駄目押しが、接客サービスの質、より好印象&フレンドリーな接客で、顧客との距離をいかに縮めるか、なのかなあと思うのです。
私も以前、スーパーのレジでバイトをしていました。
そのお店には、近くに巨大資本の競合店があって、価格競争では一歩かないませんでした。
なので、フレンドリーな接客というのが店頭に立つレジのバイトにも求められ……。
確かに特定のレジ部員と話をするのを楽しみに来て下さるお客様がいる、という現実も目の当たりにしたのでした。
それで、ですよ。
現代に生きる我々、特に若い人は、コミュニケーション力と人柄の良さが求められる傾向にありますよね。
なんでだろうって、ずっと考えていたんですけど。
現代において、人間が得られる知識は、ネットのデータベースにかないません。
技術も、機械に取って代わられます。
まして、AIですよ。
人間が、人間にしかできないことを武器にしようとするならば。
ゼロから何かを創造する能力か、コミュニケーション力と人柄の良さしかないのでは?
……って、結構耳にしませんか?
面倒くさい時代になっているんですね。
昭和的な労働者では、コミュ力を鍛えるしか逃げ道がない。
コミュ力に自信がなければ、誰もやったことがないことをやって、活路を切り開くしかない。
普通に商品を並べてお客さんを待つ時代は終わったって、いろんな方が仰ってますけど。
よそがやらない独自の戦略を立てないと、もう難しいんですよね。
独自の戦略で思い出したのが、猫本屋のCats Merow Booksさん。
honno-yokomichi.hatenablog.com
ここは、独自の戦略+コミュニケーション力+お人柄と全部備わってらっしゃるので、すごい勢いですよね。
凡人にはなんとも凹みそうになる時代ですが。
それでも現代だからこそ、凡人でも情報発信ができるわけですし。
ありがとう21世紀!
感謝だけは忘れずに生きていたいです。